遅れた花見

今日、やっと花見。仕事と天候で予定より2週間遅れて「もう駄目でしょう花ないかも」っと、歩いて1〜2分の近くにある水前寺公園で決行です。

まづ入り口で入園料を払うわけですが、手に持つ酒や弁当が入ったビニール袋を見た受付の女性が

「あの〜今日は、5時40分で完全閉館ですので・・・・」

完全閉館って何ってツッコム前に、この時期の花見が、如何に遅いかと気づく。聞けば1週間前がピークで(その時は閉館時間も夜遅くまでOKだったらしい)しかも今は4時50分。

あと、1時間を切った入園・・・そして手荷物からして「花見=宴会=時間がかかる」

「大丈夫です。閉園までに終わりますから」

「そうですか、本当に門を閉めますから。」

怪訝そうな受付に念を押されて、いざ出陣。

夕方でもあるし、時期を外した公園内は人がいない。桜に向かって早歩き。時間がないので総勢4人が下を向いて競歩状態です。

「ああ、やっぱりね〜」

桜が・・・・もう7割は落ちてます。散った桜の花が大量に落ちています。

「下を見れば十分に花見だな」

何て冗談がむなしい感じですが、結構皆楽しく宴会気分です。

外で飲むって行為がそうさせるのでしょう・・・花より飲めれば良いのか・・・桜吹雪に塗れながらガハハハハと大笑いが続きます。ちらほら現れる観光客の外国人。さすが水前寺公園
彼らは思っているでしょう。

「ナニ ヤッテンノ」

人気のない広い公園の花が落ちた桜の木の下で芝に座ってコップ酒。弁当ひらいて大笑い。
見えるよな〜。だいたい花見って習慣あるのかなあ。あれば分ってもらえるけど・・・

「決して家がない訳では有りませんよ〜、寒いなか意味もなく弁当食べているんじゃないですよ〜」




「はい、御時間です。」

時計を見ると、あっという間の40分。
帰りまでの時間を考えればギリギリの宴会時間でした。

まっ今年は花見できて良かったって事でチャンチャン。(ここ3年は悪天候で中止。本当に花に縁がなかったから)

「おつかれで〜す。来年は御早めに」
って言ってる池で戯れるコイをパチリ。