豚肉のトマト煮込み
仕事が一段落してソファーでボーってしてると、
「これ見てよ」
嫁が一冊の本を差し出しました。
「豚肉のトマト煮込み」
東京六本木のイタリア料理の名店オステリア・ナカムラのシェフ、中村直行さんが自宅で食べてるという料理の紹介ページであります。
「これが、どうしたの。」
「今日の夕飯」
嫁は米が大好き。冷えたご飯は食べないし、混ぜご飯もお粥も駄目、だから和食が多い。いや洋食でも中華でも、米が旨く食べれる料理がメインで構成されている。それが、どうしたのか今日は近くのベーカリーで数種類のパンまで買ってきていて・・
「トマトにジャムを混ぜてね・・・そんで黒胡椒をかけて・・・」
まっ、料理は好きだし気分転換には良いのか。いつも毎日3食作って下さって頂いていますからねえ。
「あっ」
思いつくのはコレしかない。コペンの登場により私のライフスタイルが変化した事で自分も何か変えなくてはと新境地に挑戦してるようなのです。互いに若い頃から仕事ばかりで趣味もなく生きてきましたから妄想から一歩踏み出した私のように何か刺激を探し出したという訳です。
たった1台の小さな車が我が家を大きく変えようとしています。
で、お味はというと手間がかかっている分、いえ、愛情がある分
「ゴッツ、ウマカ」
でございました。