一心行の大桜とエリーゼ

グリーンロード南阿蘇を抜け阿蘇山頂へと向かう途中、南阿蘇の旧、白水村にある高さ約22m、直径約30mの大桜。400年余の樹齢になると言われる「一心行の大桜」。

1580年に島津氏との戦いで戦火に散った峯伯耆守惟冬(みねほうきのかみこれふゆ)の菩提樹とされています。妻と息子は故郷のこの地に帰り御霊を弔うために一心に行をおさめたということで「一心行」の名が付いたとされているそうです。

今日も多くの人が見学にきていますが、まだ7分か8分咲きって感じでしょうか。

「今は夜の方が奇麗かバイ」

「夜ですか」

「ああ、ライトアップされとるケンね。バッテン、寒かケンね〜」

という事ですが、夜に見に来るには流石に寒いです。本当に寒い・・・早よ帰ろ。
帰りに桜に引けを取らない美女に会いました。
後から聞こえる爆音・・バックミラーを見れば地を這うように迫ってくる黄色い物体。

ロータス エリーゼだ」

実物を見たのは始めてかもしれない・・・素直にカッコイイ。

360度パチリをしたかったけど、今日に限ってmyカメラを忘れてしまったのです。仕方なく同乗してきた嫁の携帯カメラでの撮影(桜も)・・・恥ずかしながら私は携帯で撮影した事がない。そもそも携帯を通常通話以外で使用する事がない(メールもPCオンリー)から嫁に全てを任せる事態になってしまいました。
「ちょっと、撮らせて下さい」
「どうぞ」
ってな会話がいつもはあるけど、自分で撮らないと何か他人事のように無言でなってしまいます。何故か分らないけど・・頼めば良かったと後悔してます。(嫁も慣れてなくて何か苦労していたので・・)とりあえず後姿だけですが2ショットでパチリ。

また、会えるでしょう。次はカメラを絶対に確認するのだ。