肥後の青鬼

公私ともに御世話になっているb事務所のuさんには行くたびに御土産をもらってしまいます。美味しい物が大好きなuさんは自分で購入したり貰ったりした御奨め品を惜し気もなく、

「美味しいから、食べて」

と、お裾分けの御土産をくださいます。勿論、今までのは全て美味しく外した事が有りません。
今回いただいた品は天草名物の「こっぱもち」と「肥後の青鬼」というフリカケでございました。

「こっぱもち」はサツマイモの煮干しと「もち米」に砂糖を加えて餅のようにした天草独特の保存食です。
昔ながらの手法で作られた素朴な味で、焼いて食べるとトロトロで凄く甘い焼き芋を食べているような感じになります。
でも私は火を入れずに食べた方が好きですね。甘さは抑えらますが噛むほどにジンワリ出る芋の甘みと固めで弾力がある噛み応えが好みです。

メインは「肥後の青鬼」。
私はB級グルメが大好きでフリカケもその一つ。

熊本には「御飯の友」という定番的フリカケがあるのですが、そこから出ている新商品でした。http://www.gohannotomo.co.jp/index.html

柚子の皮と唐辛子をすりおろした柚子胡椒をベースにした味は、そのままだと確かに辛いですが御飯と一緒にすると柚子の香りが鼻を抜けて緩和された胡椒の辛さが適度にピリッと刺激します。バツグンの相性と言って良いでしょう。まっ、大人の味っって感じかな。

とにかく柚子の香りが良く爽やかで、それだけで食欲をそそり食べ過ぎるのが懸念されます。

サイト情報によると「うどん」や「スープ」に入れたり、バルサミコ酢、醤油とオリーブオイルの手作りドレッシングに混ぜてフレッシュベジタブルとあえると、ゆずの香りがたち、シンプルなドレッシングが、本格的な香りを漂わせ美味しいそうです。

御飯文化が生み出した傑作がフリカケでしょう。お新香と味噌汁、そして美味しいフリカケ。これで十分と思えてしまいますね・・・

コペンふりかけ」でも作ってみますか・・コペンハーゲン産になってしまうな・・・