ミニの幻影

30歳の頃、最初に購入した外国車がミニ。仕事で幹線道路を走行中に見かけたシルバーのミニに一目惚れでした。

修行中の20歳代前半にカタログで観ていた真っ赤なミニの勇姿が忘れられずにいた時に同級生が本当に同じ真っ赤なミニに乗ってきてビックリした事を忘れられません。

当時は安月給で中古でも買えるわけがなく、ただただ羨ましく見つめるだけでしたから、「いつかは」が「今だ!」って衝動買いでした。

打ち合わせ先で止まって動かなくなったり、ドラムブレーキが破裂したり、毎日、水を補給しないと自然に水蒸気でなくなる劣化したラジエーター等、色々と問題は有りましたが、とにかく楽しい車でした。

あのカートのような操縦感覚は他の車では味わえないかもです。決して速くはないけど、まさに人車一体って感じで丁度良いスポーツ感なんです。

今のコペンにも似たような感覚が有るのですが、走りが奇麗過ぎると言うか洗練されてるなって思います(当然ですが)それは、それで満足してますが、何か欲しくなるんですよね〜あの何か足らない満足感みたいな(変な表現だな)

今さらミニって事はナイけど(結構、満喫したので他のが良いと思う浮気性)

やっぱ、古い車にしか存在してない何かではナイかと思えるわけです。

ジャガーEタイプ。ポルシェ356。このあたりが頭の中をグルグル入れ替わりに現れて手招きしてます。

こんな事だから、今だに正月ボケから立ち直れないのです。分かってます!仕事に集中!集中!

ガンバレ〜! 集中! コペンにも乗れてないから何か溜まってきたな。ガンバレ〜! 集中!