シェルビーコブラ

昨日は嫁の弟、義弟の結婚式でした。

7割が知らない人ばかりで何だか解らないうちに3時間が過ぎました。そのまま嫁の実家へ傾れ込む酔っぱらい軍団。

此れといった共通項もなく他愛ない会話が続くのですが、嫁の親戚筋にあたると云う黒斑眼鏡の若い(30代)男がビール瓶をぶら下げて近づいてきたのです。

「お兄さんは、コペンの乗っているんですって。」

もっと方言の強いロレツが曖昧な言葉でしたが、多分、嫁のでも聞いたのでしょう。オープンカーの話でもしようって感じです。

「ええ、乗ってますよ。君も何か乗ってるの。」

「いえ、でも興味は有るんですよ。コペンも良いなあーーって思ってます。」

「そう、小さいのが好きなの。」

「ああーー、一番って云われれば・・えーーーっと、あのーー」

「何か有るの。どんな感じの。」

「ええーーーっと・・・・・・あっ、コ、コブラが好きです。」

1070キロの軽量アルミボディに7000ccの馬鹿力、しかもリッター2キロしか走らない(GTロマン調べ)色んな意味で超ド級のマニアックな一品。でも私も好きですから、コブラを中心とした話題でオープンカーは楽しいみたいな会話が続き、時とともに彼は沈没していきました。一応詳しい感じでは有ったけど妄想の範疇でしたね。

さて、アメリカ編で詳細が不明だったシェルビーコブラ。家に帰って調べてみると、今でもシェルビー公認で新車が有るじゃないですか。オリジナルの車体番号が3000繋がりで終了して、現在はリプロダクションとして4000台のシリアルがスタートしてるんです。

オリジナルが6000万以上の幻と化している以上、内容が変わらない4000シリーズがシェルビーの名も公式に付いて1500万前後、中古だと600万ぐらいから。

まっ、敷居は高いですがポルシェ並でフェラーリの約半額で買えるとしたら現実的な夢としては良いのではと思います。

しかし、どこで買うの・・と調べると


横浜にある 株式会社シェルビーアジア

http://www.shelbyasia.com/index.html

田邉 正剛 が率いる会社なんですが、


同じ神奈川県横浜にある 株式会社シェルビージャパン

http://www.shelbyjapan.co.jp/

のTOPページに「尚、弊社はシェルビーアジア、及び、田邉氏とは一切関係ございません。」と堂々と表記されています。

まあ、ライバル関係なんでしょうが、本気でコブラを手に入れたい人は、どっちに相談したら良いのか・・・物が物だけに両方が胡散臭い感じ。

妄想に変りないですが、何か情報あったら待ってます。